タンパク汚れ、皮脂汚れのお掃除に活躍する、セスキ炭酸ソーダ水。浴槽を掃除してみましょう。
セスキで風呂掃除:浴槽編
基本はセスキ炭酸ソーダ水をふりかけて、スポンジなどで掃除します。
しかし、浴槽となると、範囲がやや広めになるのでスプレーよりもバケツに溶液を作ったほうが早いかも知れません。

- 用意するもの
- バケツ(小ぶりのもので5~6ℓ入ります)
- セスキ炭酸ソーダ:大さじ3~4
- スポンジ
- ゴム手袋
- お風呂スリッパ
まず、バケツに水を用意します。
このとき、お湯ですと、より効果を発揮します。
次に、セスキを振り入れ、まぜ溶かします。
次に、スポンジにセスキ炭酸ソーダ水を含ませて、浴槽全体に液体を行き渡らせます。
しばらく置いた後、スポンジでこすり洗います。
水で流して終了です。
残ったセスキ炭酸ソーダ水で、浴室の床を掃除したり、浴室の椅子を掃除したりしても良いでしょう。
とにかく、スプレーにして用いられることがよく紹介されていますが、浴室は広いのでスプレーでは握力を使い、痛くなることも考えられますので、スポンジで液体を伸ばし、スポンジで洗うのがラクかと思います。
浴槽をすすぐ目安
セスキ炭酸ソーダで浴槽掃除をした後、気になるのはすすぎだと思います。
小さなお子さんのいる家庭では、特に心配されるかと思いますが、シャワーでバスタブ全体を3,4回洗い流す程度で、十分です。
上記で紹介したお掃除溶液としてのセスキ炭酸ソーダ水は濃度で1%弱ですので、シャワーで4回洗い流せば、残った水滴1滴は最高でも濃度が0.2%という計算になります。バスタブ全体で200mlの水滴が残留していたとしても、浴槽は一般に200ℓ入るとのことですので、お湯を張ったお風呂のセスキ炭酸ソーダの濃度は0.0002%となります。
入浴剤の材料として用いられることもあるセスキ炭酸ソーダですので、濃度が0.0002%といえば、入浴剤の濃度に遠く及びませんので、大丈夫ですよ。
※入浴剤としてセスキ炭酸ソーダを用いる場合は湯船に大さじ1ほど、濃度0.6%程度での使用が目安のようです。