セスキ炭酸ソーダと重曹の違いを知って、使い分ける。

家庭で気軽に使えるアルカリ剤として、以前から知られている重曹と、セスキ炭酸ソーダ。どちらも環境にやさしいアルカリ剤として、「似たようなものでしょ?」と思われがちですが、それぞれ得意分野が違います。
二つの違いを理解して、使い分けすれば、掃除、洗濯がよりスムーズに効率よくできますよ。

セスキ炭酸ソーダと重曹の違い

掃除がラクになると評判のセスキ炭酸ソーダと重曹。

家庭で使う場合の違いを、簡潔に挙げると、次のようになります。

セスキと重曹の違い

セスキ炭酸ソーダ 重曹
水への溶けやすさ とけやすい とけにくい
キッチンの油汚れ 向いている やや不向き
洗濯への利用 向いている 向いていない
研磨効果 なし 研磨に向いている
消臭効果 なし 脱臭効果がある

この表を噛み砕いて説明しますと・・・

■水への溶けやすさ
セスキ炭酸ソーダは、水に溶けやすく、スプレーとして用いることが出来るため、油汚れにスプレーして、拭き取るだけでお掃除が完了します。
一方、重曹は同じキッチンの油汚れでも、水を含めたスポンジに少量振りかけてこすって、更に水拭きして仕上げるため、ややがかかります。
つまり、キッチンの油汚れにはセスキ炭酸ソーダが手軽ということです。

また、水へ溶けやすさから、セスキ炭酸ソーダは洗濯にも利用できますし、洗濯槽の掃除にも利用可能。
ソファーなど洗えないファブリックへスプレー、乾かしたのち掃除機をかけるなどの利用法もありますが、重曹のほうは、洗濯、洗濯槽の掃除ともに向いていません。

■研磨
セスキ炭酸ソーダは、研磨するチカラがありません。ですので、食器についた茶渋やお鍋の焦げ付き、ガスレンジ周りの焦げ付きや洗面台・流し台にこびりついた石灰質の汚れなどは重曹を用いるのが得策です。
油汚れとこびりつきのどちらも気になる場合は、最初はセスキ炭酸ソーダで油汚れを落とし、次に重曹でこびりつきを取るのがおススメです。

■消臭
重曹には消臭効果があります。消臭剤として利用しても、研磨効果は変わりませんので、保管の際はフタをしない容器に重曹を入れて、冷蔵庫に入れておくと消臭剤としても一石で役立ちます(効果の目安は2~3ヶ月)。
他、消臭剤としての重曹の利用法は

  • トイレの消臭:就寝前、便器に重曹をふりかけておく
  • カーペットの消臭:カーペット全体に振りまいて、掃除機で吸い取る

といった方法があります。

環境にやさしいという点で似たような印象を持つ二つですが、活躍の分野はかなり異なるものですね。
二つを使い分けると、家事がより手軽にラクになりそうです。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク